毎度おなじみ、Gem-oneの権蔵です。
皆様がお持ちのハードディスクから、異音がする時ありますか?
買った当初は、そんな音しなかったのだけど、
ひっかかるような音
が、ハードディスクからしているよ!などなど。
そんな時のお話を少ししてみたいと思います。
レコードとハードディスク
ご存じの方も多いかもしれませんが、
ハードディスクというのは、かなり物理的な動きが激しい機械なんです。
長方形の箱の中に、円盤が横たわっていて、レコード針のようなもので、その円盤に1個ずつ情報を書いたり読んだりしてます。
昔のレコードを思い出してください。
あんな構造をしています。
そんな構造をしているレコードですが、
結構衝撃に弱いというイメージありませんか?
レコードを回しているステレオの近くで、ジャンプなどしようもんなら、「音とび」がでちゃいますよね。
ハードディスクも、それと同じことがいえます。
ハードディスクも衝撃によわく、振動によわいです。
(レコードのような繊細さは、それほどありませんけどもね)
この衝撃や振動を、必要以上に繰り返していると、だんだん壊れてきちゃうんです。
ハードディスクが悲鳴をあげる
ハードディスクが壊れてくると・・・
カリっ
かりっ
などと、「ひっかかる音」がしてきます。
(しない場合もありますけどね)
これ、
ものすごーーーく大事な音です。
「たすけてーーーー」
というハードディスクの悲鳴だと思ってください。
Windowsをご利用されている方は、「デバイスI/Oエラー」のメッセージを見たことありますか?
「ハードディスクにかけません。読み取れません」
という意味です。
がびーん!
ですよ。本当に。
大事なデータが入っていたりですものね。パソコンには。
それが読み取れない!
一大事です!
「かりっ」音は、そんな一大事になる「寸前の音」だったり、もうすでに・・・の場合もあったり。
この音、皆さん、お医者さんになったつもりで、気をつけてきいてあげてください。
異音がした時はどうする?
このような音がする時は、
「ハードディスクへの書き込み」
は御法度です。
どうしようも無い時は、「データが消えてもいい」ぐらいの勢いで書き込んでください。
OSであれば、新しいハードディスクに買い換えて、
まだインストールし直せばいいですが、、、、
が、、、、
データですと・・・。
そうも言っておられない。
今すぐバックアップを
本当、早めの対策が必要です。
即刻、バックアップをしましょう。
USBフラッシュメモリや、ほかのハードディスクへ待避です。
大事なものから優先的に。
バックアップが終わったら、素直にハードディスクの交換を視野にいれてください。
カリカリ音が出ているようなハードディスクが、元に戻るということは、あまり想定できません。
素直にあきらめたほうがいいです。
バックアップしようとしたら読めない
データをバックアップしようとしたら、「読めなかった」というような方は、
そのデータの「重要さ」に応じて、リカバリーの方法を選択してください。
業者さんにお願いするとか、フリーのツールを使うですとか、いろいろあります。
(ただし、業者さんのは、ものすごく高価です)
が、大抵、完全に復旧することは無いと思った方がよいです。
起こってしまったからには、ある程度はしかたがないと、ある程度諦めた方がよいと思います。
日頃のバックアップ癖を
私どもがおすすめするのは、定期的なバックアップです。
バックアップが「ものすごく面倒」だとか「敷居が高い」と思う方もいるかもしれませんが、
「よく使うフォルダ」を、
定期的にUSBメモリにコピーしたり、
定期的に外付けのハードディスクへコピーしたり、
定期的にDVDに焼いたり
するだけのことです。
なれていない方でも、習得するのはそれほど難しくはありませんから、
是非、パソコンが得意な方に聞いてください♪
上手に使いこなしている方は、大抵「面倒だ」と思うかもしれません。
データが無くなっても問題ないという話なら別ですが、
大事なデータがある場合、
データが消えて「泣く」「諦める」などを考えたくないですよね。
日頃、バックアップができていれば、そういったリスクは断然低くなります!
データが無くなってしまった!という悲劇を起こさないためにも、
皆様、バックアップをおすすめしまーっす!