ご機嫌麗しゅう 権蔵です。
先日ご紹介しました「弦楽器で使えるクリップチューナーを買ってみた」の続き。
今日はチューナー、Playtechのクリップチューナー使用感です。
500円クォリティーではないな
今まで、スマフォからgStringsでチューニングしていたときより、精度があがりました(笑)
頻繁にチューニングするようになりました(めんどくさがり屋、すこし卒業)。
使いやすいし、500円だし、ほんと驚きだわ。
※チューナーの紹介は、「弦楽器で使えるクリップチューナーを買ってみた」を見てくださいねん。
これで、少しはチューニングをする癖がつけばいいんだけども!(笑)
モード選択が便利
このチューナー、楽器に応じたモードが選べるようになってます。
選択できるのは、以下の5モード。
- クロマチック
- ギター
- ベース
- ウクレレ
- バイオリン
ギターを選んでチューニングすると、弦番号とかもでてきますよ。
おまえさん、6弦のEだね
的な感じですねん。たぶん、初心者の方にはうってつけだと。
わたすの場合は、全音落としとか結構やってるので、クロマチックで合わせます。
ギタレレとか合わせる方も、クロマチックで合わせたほうが良いですなあ。
クロマチックと、他のモードの差
「音程ありきでチューニングする」(クロマチック)か、「楽器のチューニングポジションありきでチューニングする」(他のモード)かの差だと思っていいんじゃないかなん。
ウクレレ
たとえば、ウクレレの弦は、4弦からG,C,E,A の音なんですよね。
この音をチューニングしやすいようにしてくれるモードが、「ウクレレモード」って言えるかも。
画面には
・G、C、E、Aの音のどれに近い音かどうか(弦番号も表示)
・その音から、どのぐらい離れてるか
が出てきます。
ウクレレの1弦をあわせてみる
例えば、ウクレレの1弦をあわせてみると、こんな感じで表示されます。
左は、「1弦のAの音より高い」よ。
右は、「1弦のAの音にぴったんこ」だよ。っていう表示です。
ひたすらそこに合わせれば、音が自然にチューニングできますな。
難点登場
ただね。
ここで難点がでてまいるのですよ。
ウクレレの基本的なチューニングを少しずらしたいなーと思うと、それが出来ないんです。
たとえば、4弦のGの音を、Fの音に下げたいなぁーと思っても、ウクレレモードでは画面で操作できません。
ギターのチューニングもそうです。
ギターは、たいてい6弦からEADGBEの順番にチューニングするんですが、6弦をDにしたいと思っても、ギターモードではちとむずかしい。
そこで登場、クロマチックモード
そんな場合は、クロマチックモードにしましょ。
楽器指定のモードでは、楽器のチューニング位置ありきでチューニングするんですが、クロマチックモードでは「音程ありき」でやってくれます。
先ほどのウクレレの4弦をFにする話ですが、このモードにすれば、Fからどのぐらい離れているかって分かります。
あ、今はEの音付近なんだなぁー
って雰囲気が分かります。
もっと弦をひっぱっていけば、だんだんFに近づいてきますよ。
クロマチックモードのみ使ってます
わたしの場合、ほぼクロマチックモードしか使ってないかもしれません。
たとえば、ギタレレは、さっきの楽器の種類にはなかったでしょ?だから必然的にクロマチックモードにしないとね。
おまけに、スタンダードなチューニングしてないので、合わせられません。
ギターも、半音落としたりする時もあるので、ギターモードじゃむりだわなあ。
絶対音でチューニングしたら相対で
このクリップチューナーでチューニングした後は、相対的なバランスみることもお忘れなく。
私、いつも「なぁなぁ」にしてしまう癖があるので、戒めのためにも書いておこう!
弦楽器って弦が死んでくると、1か所チューニングがあってても、フレットがあがるごとにずれるんですよね。
古い弦を使っている場合は特に、バランスみたほうがええですな。
ギターでいえば、
・2弦の1フレットのCと、5弦の3フレットのC
・2弦の3フレットのDと、4弦の解放(Dの音)
とか。
弾き語りでローコード抑えてるときに、気持ち悪い音が出てくると嫌ですものねえ。
音を鳴らして、うねうね感じがないか、事前にみとかないとですよねえー
いい買い物した
なんで、こんな良いものを、買わなかったのか不思議です(笑)
昔のチューナーって、もっと不便なやつだったんですよ。たぶん、その不便なチューナーを3個4個持っていた記憶があるので、深層心理で「チューナーなんて」って思っていたのかも。