守り刀

守り刀

いやはや どうもどうも 権蔵です。

先日の「法事」のお話の続き?みたいなもんかな?

包丁

私がまだ小さかったころ、田舎の御爺ちゃんが亡くなりました。大広間の布団で寝ている御爺ちゃんの顔に、白い布がかけてあり、子供心に「死んじゃったんだ」って思った記憶があります。
ただ、1つだけ不思議なものが、布団の上に載ってるもの。子供心に、なんだろーとずーっと気になってた記憶があります。
「包丁」が載ってたんですよ。裸の包丁が。
胸元においてありました。

ご飯作る道具

包丁って、ご飯つくるときにつかう道具でしょ?ぐらいの知識ですので、むろん、意味がわからない。包丁って危ないものだという知識はあるんですけどね。切りつけたら血が出る危険なものっていう知識はあるわけです。おっかないオジサンが誰かをあやめたとか、そうゆうのは聞いたことはありますからね。
そんな危ないものを、なぜ、おじいちゃんの上に載せるのかが分からなかったんですなぁ。
もしや、あれが凶器なのか!的な話ですよ、ほんと。

お守り

気になっていた私に、誰かが教えてくれました。亡くなった方に変な霊がつかないように、お守りとしておいておくのよとね。でも、よーわからん話でね(笑)誰が死んだ人をなんかしようとするんだよ的なね(笑)
そんな幽霊がおるんかいなー?と不思議におもっていました。
風習というか、そうゆうのは子供にとってすれば、意味が分からんもんです。
こうやって41年生きてても、よーわからんの多いですからね(笑)

守り刀

遺体の上に置くこの「刃物」のことを、正式には「守り刀」って言うんですってね。私、初めて知りました(笑)包丁、包丁ゆーてましたからね、今まで(笑)
この守り刀、通常(?)、短刀が使われるんですって。地方によって、包丁だったりハサミを使うみたいです。
で、改めてその意味をしらべたところ、いつか聞いたのと同じことが書かれてましたわ。

魂が抜けた遺体に、変な霊がまとわりつかないよう魔除けとしておく。
猫払いとしても。

猫払い?

仏様のところに猫を寄り付かせてはいけない

なんて話を聞いたことあります?猫に仏様を跨がせてはならぬと、何回か私も聞いてます。
その根拠はですね。。。猫好きの人からすれば

ぬあんだとーーー

的な話題です(笑)
古くから、猫っていうのは「憑き物の類」と思われていたんですって。
ですので、そんな動物を仏様の近くに寄り付かすな!的なことみたいです。
で、刃物の登場です。
刃物はキラキラ光るから、猫よけになるだろと。
そんな説もあるみたいですよん。

よー 色々考えるもんですね、ほんと。
ではでは♪

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